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本編じゃないこと
さて、久々にこのカテゴリを動かしたわけですが。

どうしましょうかねこっから。←半年程度放置してから言う台詞ではない。

呂布とフランの絡みを書きたくて始めたわけですが、気がついたらそれどころじゃない。
とりあえずここから先しばらく、カメラは呂布フラン組に向けられることでしょう。霊夢たちやイーサン兄さんたちはしばらく放置です。
仮面ライダー系列はキバで止まっているので、ここでディケイドを出したら色々崩れるような気がします。まぁ世界の破壊者だから仕方ないんですけどね。ディケイドをどうしても出してほしいと言うなら、今ならもれなくフレッシュプリキュアもついてきます。何気にあれもパラレルワールド絡みの話ですし。ウルトラマンメビウスと名前の被ったラスボスと言う事で、メビウス兄さんとも絡めそうです。
RPG系列はもう新規追加作品、テイルズオブハーツしか出せない気がしてきました。でもグレイセスも出したい……。アトリエの皆さんがどれだけ頑張れるかという話ですが、イリスのアトリエGFしか出してない上に、パメラさんがマナケミア仕様になってて怖い。ゆゆ様とべたべたしてればいいと思う。
ハリー・ポッターはヴォルデモートを遠呂智の配下にさせるという目的で入れました。あとハリーと魔理沙とかの絡みが書きたいがためです。この小説、どんだけ遠呂智強いんですかって話ですが。
で、こうして色々混ぜると肝心の、無双とBASARAが地味って言うのが判明してしまうんですね。マルチレイドとか買おうかな……。それより先に無双OROCHIZなんでしょうが。
最終的には遠呂智はもちろん倒されます。この時、誰がとどめを刺したかでED、というか、終わったあとの話が変わるという仕様でやりたいと思っております。原作通りに劉備や信長などが倒すのか、それとも霊夢やウルトラ兄弟や仮面ライダーが倒すのか、はたまたイーサン兄さんやシングにアスベルなどが倒すのか……。誰がとどめを刺した話が正史なのかは、書き終わってからじっくり考えてもいいかと思います。

そろそろこの後の話も決まってきたのでがこがことまた、気まぐれに動かそうかなと思ってます。
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【2010/03/04 11:14】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
無限大の希望とともに
前回までのあらすじ。東京へとやってきた咲夜達はいよいよ、この地球がおかしくなっていることを知る。このようなおかしな世界の果たしてどこにフランドールがいるのか?ともかく、彼女達はそこに転送されてきたガーディアンズという組織の本部へと駆け込むことにしたのであった。

しかし、そこには彼女達以外の客がいた。CREW GUYSと言う部隊が協力体制をとるべく訪問していたようだ。早速彼らとも挨拶する咲夜達だったが、遠呂智軍の魔の手はどうやらここにも迫っていたようだ。




「何事ですか?」

冷静に粛々と、しかし内心では物凄く慌てふためいている。といった様子で咲夜がサコミズに聞く。

「見たところ敵襲のようだ」

この男は本当に冷静だ。怖いくらいに。

「敵襲……その、遠呂智ですか」

「彼自身は仕掛けてはきていないらしいがね。闇の勢力が彼のもとに集まりつつあると、ヨーロッパはホグワーツ魔法魔術学校からの情報があった。そこで僕らは異世界との組織と連合して、彼らと立ち向かうことにしたんだ」

「ほ、ほぐわー……?」

どうやらそれも異世界の組織か何からしい。今度は妖夢がそれを瞬時に理解したがしかし、あえて口には出さなかった。

さて、件の遠呂智軍はといえば……。都会の喧騒からは程遠い場所で何かを追いかけているようであった。一人はニューマンの少女でもう一人はキャストの少女。更にもう一人は魏の人間のようである。

「くっ……父上の留守を狙われるとは」

この男、曹否はかの奸君・曹操の息子である。どうやらその曹操が留守の城を彼と、彼の部隊だけで守っていたらしいのだがそれが裏目に出たようである。

「急いで曹否さん!ボクたちの基地はすぐそこです!」

ニューマンの少女が曹否を支えながら走る。

「この俺も傷を負うとは……魏も終わりか」

「そんなことないですよ!ほら、急ぎますよ!」

キャストの少女も曹否を支えながら走る。しかし、遠呂智軍は躊躇してはくれない、そのまま三人を追いかけてくる。あとに残るのは、曹否軍の兵士たちの屍ばかりである……。

「ヴィヴィアンにサリサと言ったな……貴様らもまだ遠呂智軍ではない保証がない。本当に信用していいのか?」

「いいんです!私たちは人を助けるのが役目ですから!」

「おーい、こっちだ!」

ガーディアンズ本部から呼びかける声がする。ヴィヴィアン達を呼んでいるようだ。その声の主は早く合流しようと走ってくる。

声の主はイーサン・ウェーバー。ちまたでは伝説と評価されるガーディアンズの青年だ。

「イーサンさん!今いきます!」

信頼できる味方の姿を見て安心したのか、ヴィヴィアンが安堵のため息をつくがしかしすぐに走って合流しようと急ぐ。その様子を見て曹否は確信した。

「貴様ら、本当に遠呂智軍ではないようだな……わかった、一時ではあるが信用はしてみよう」

青白い肌をした人外の部隊がもうすぐ追いつくか追いつかないか、そこでようやく三人はガーディアンズ本部に合流することに成功した。

「その人が魏の曹否と言う人のようだね、ご苦労だった。さて、あとは奴らの迎撃だ」

二人を労ってからサコミズが臨戦態勢に入る。するとどこから出てきたのか、彼と同じような色調の制服を羽織った青年たちがやってきて、彼のもとに集まる。

「隊長、奴らはいったい?!」

「落ち着けリュウ、こいつらが例の……」

「ちょっと待った!」

ここで咲夜が叫ぶ。置いてけぼりの状況についに耐えられなくなったようだ。

「いったいどういう状況なのかはわかりませんが、とりあえず私たちにも戦わせてください」

「女は黙ってろ」

叫ぶリュウを制止するサコミズ。このあとリュウは他の隊員から色々と小突かれるはめになるがそれらの描写はあえて伏せよう。

「君たちは……」

「とりあえず戦闘のプロですのでご安心ください」

言うが早いか咲夜は、その場にいた誰よりも早くナイフを出して構え飛び出していった。

「あ、待って~。私もいくわ」

そのあとに続くかのように幽々子もふよふよと飛んでいく。

「あぁもう、二人とも仕方ありませんね!わたしも行きます!」

見かねたのかなんなのか、妖夢も飛び出していく……その勢いに圧倒されたかどうかはさておき、一同は唖然としていた。パメラ・イービス一人を除いてはだが。

「あの~……皆様、危ないですよ」

その言葉で我に返ったCREW GUYSとガーディアンズの面々が一斉に戦場を見据える。遠呂智軍が既に目の前に迫ってきている。

「……GUYS、サリーゴー!」

「「「「「「GIG!!!」」」」」」

気合を入れなおすかのような号令とともにGUYSのメンバーが戦場へと突入する。

「私達もがんばりましょうサリサさん、イーサンさん!」

「うん!」

「おう!」

そうしてパメラと曹否以外の面々が、「何か」を守るために戦場へ飛び出していった。さて、次の話は別の方向へと視点を移すことにしよう。いよいよ彼等の様子も見定めなければなるまい。

【2009/07/29 18:21】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
魔王の見据えた宇宙(そら)
劉備たちが遠呂智軍を退けたその頃。

十六夜咲夜達は幻想郷から抜け出し、日本の東京へ来ていた。

「妹様が自ら外の世界へ出られるとは……」

日光の照りつける眩しいビル街。とてもここにいるとは思えないが、とりあえず彼女を探すことにしてみた。

トーキョー。聞きなれぬ響きではあったが懐かしい響き。そこが日本の首都であることくらいは幻想郷に住んでいる彼女らも知っていた。明治十七年に取り残された幻想郷より遥かに発展した都会に、フランドールの気配はないようだが……。

「そもそも日中の街にはいないか」

ふむ、とため息をつくメイド長。そもそもフランドール・スカーレットという「吸血鬼」が群集に溶け込めるわけがないのだ。

「それにしてもいったいどこいったのかしらね~」

亡霊お嬢はすでに群集の中に普通に溶け込んでいたのだが。

「……幽々子さん、どうして幻想郷の結界が壊れたのでしょう?」

「ん~……」

いつの間に購入したのか、みたらし団子の串をくるくる回しながら考える幽々子。……彼女の脳裏に「寝ぼけすぎて結界を全部壊してしまったスキマ妖怪」が思い浮かんだがすぐに取り消した。全部壊れているわけではなく、そのスキマ妖怪八雲紫も手をこまねいている問題だからだ。

「さぁ?ま、ここで考えててもいずれ解ることじゃないかしら」

「……暢気ですね」

「いつものことじゃない」

何を今更と笑い飛ばす幽霊お嬢。まぁ確かにと咲夜は納得せざるを得なかった。

「あの建物はなんでしょう?」

そこでパメラが指さしたのは、東京の街にはとても似つかわしくない未来的な建物だった。

「がーでぃあんず……?」

「わかるのですか咲夜さん」

「ううん、建物に書かれている文字を英語みたいにして読んだだけ」

確かにその建物には英語のアルファベットによく似た文字が書かれている。

「とりあえず聞いてみましょう、ここは民間警護会社みたいだし」

そこまでわかったのかと関心する妖夢。しかし、その時にはもう既に彼女を除く全員がその建物に入っていったのだった。

「ちょっ、待ってくださいよぅ!!」

もちろん妖夢が追いかけていったのは言うまでもない。




ガーディアンズ。宇宙の遥か彼方にあるグラール太陽系の平和を守るために設立された超大規模民間警護会社。その本部部分だけが何故か、地球の日本、東京に転送されていた。無論、魔王遠呂智の仕業だ。魔王は遥か宇宙にまでその思念を飛ばしていたようだ。魔王が宇宙に求めた願いが何なのか、それは誰にもわからない。

さて、咲夜たちがそんなガーディアンズ「暫定地球本部」に入ると、人のよさそうな受付嬢が早速応対にあたった。

「ようこそ、グラールの未来を作るガーディアンズへ!と、言っても今は別の太陽系に飛ばされちゃってるんですけど」

「宇宙人?」

「そう受け取ってもかまいませんが地球人とは大差ないですよ。あ、申し遅れました。私、ガーディアンズ本部受付嬢のミーナと申します、どうぞよろしくお願いしますね」

「私は十六夜咲夜と申しますミーナさん」

「私は魂魄妖夢。こちらが私の主人の」

「西行寺幽々子よ、よろしくね。それでこちらは私の友人の」

「パメラ。パメラ・イービスよ、よろしくね」

五人が自己紹介を終えると、建物の奥からオレンジを基調とした軍服を着た男が歩いてきた。

「またお客さんですか?」

「えぇサコミズさん」

「地球に飛ばされて大変でしょうが我々GUYSも支えますのでがんばってくださいという旨を、総裁のオーベル・ダルガンさんに先ほど伝えてきました」

「心強いです……」

GUYS。どうやら幻想郷の外にはそんな組織があったらしい。サコミズと呼ばれたこの男は、そのGUYSの隊長らしい。

「グラールの平和を作るガーディアンズ、ですか……どうしてこの星に?」

気になった咲夜がサコミズという男に聞いた。妹様ことフランドール・スカーレットがいなくなったのも、何か関係あるのかもしれないからだ。

「邪悪な力によって、異世界が次々とこの地球に集まり融合している」

「邪悪な力?」

「あぁ……我々も現在それを調査している」

今わかっていることと言えば、その力ないし力の持ち主の名は遠呂智。そうサコミズが告げた途端、咲夜達の背筋が凍る。おろち、おぞましい響きが彼女たちの心を締め付ける。

その時、外で爆発が発生した。何者かが襲撃をかけたようだ!しかし、その模様はまた別の話である。
【2008/12/27 19:07】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
その敵は、本当の敵なのか
「忘れたのか幸村、共に義を誓い合った仲ではないか!」

真田幸村と郷秀樹の前に現れたこの武将、直江兼続。彼曰く、幸村は義を誓い合った仲だそうだが……。

「な、何を言っておる!」

当の本人は知らぬと否定するばかり。兼続は困惑する。

「(……二人は知り合いではないのか?)」

そう思った郷は、兼続に聞いた。

「この男は本当に君が知っている真田幸村なのか?」

「な……むむ、そう言われると、物腰などが少し違う気がする」

熱くなっていた白い武士の勢いが止まる。

「お主、本当に真田幸村か?」

「そうだが」

ふむ、と兼続が腕を組み考える。そして一言聞いた。

「お主の友に前田慶次という男はいるか?」

前田慶次。戦国天下にとどろく日本一の大ふへん者。傾奇者の代表であり、そして武士としての熱い魂を持ったまことに天晴れな男。

しかし幸村はその男の名を聞いて何故か激昂した。

「し、知らぬ!あのような破廉恥な男など!」

「破廉恥!?」

この反応を見て、いよいよ兼続は確信した。

「失礼を働いてしまった、どうやら貴殿は私の知っている真田幸村ではなかったようだ。しかし……不思議だ。それでも貴殿は私の知っている真田幸村とほぼ同じだ。これはいったいどういうことだ?」

「某にもわからぬ、兼続殿。お主の知っている某とはどのような男なのだ?」

こう聞かれて少し考え込んだあと、兼続はこう答えた。

「貴殿と勝るとも劣らぬ熱き魂を持っているがいくらか真面目で、融通も利き冷静だ」

「なっ……」

「はっはっは、なるほど……」

その光景を見て郷は豪快に笑ったあと、兼続を旅の仲間に誘った。

「ふむ……実は私も困っているところだった。あれから、遠呂智によって謙信殿とはばらばらになってしまった。それから常に、毘沙門天の加護を信じ一人で友を、主君を探していたのだ」

「おろち?」

「あぁ、そなたは知らないのだな。私の知っている幸村殿は知っているのだけど。恐ろしい奴だ……戦国の世と古代中国を融合させ戦わせようとした魔王だ!その目的は不死である自分を滅ぼす英傑を探し出すことだったらしいが……二度も滅んだその魔王がまた生き返ってしまった。恐るべきは遠呂智の配下である妖魔軍団やも知れぬ」

その説明に幸村はただただ、頷くしかなかった。

「我々もその遠呂智という存在によって、世界を崩壊させられこの世界に繋げられてしまった。その裏にヤプールが絡んでいると思い、我々は調査を開始したのだが……」

「ヤプールとはなんでござったか郷殿?」

「異次元人ヤプール、まさに悪魔と呼ぶにふさわしい恐ろしい奴らだ。自分の目的のためならば平気で星を滅ぼす!そのヤプールが遠呂智と結託していなければいいのだが……」

幸村は愕然とした。ある日世界が変わったのは自分の知らない場所で、恐ろしいことが起きていたから……これは天下統一どころではない、まずはお館様を探し出して武田軍を安定させなければならない。

「郷殿、兼続殿。某も今一度力を貸そう。この真田源次郎幸村、この命に代えても世界を元に戻し、魔王遠呂智を討ち取らん!」

「その心強い言葉……やはりそなたはまごうことなき真田幸村。この直江兼続も力をあわせよう!」

結託する白と赤の武士、そしてウルトラ兄弟の四男。三人の男は世界のために立ち上がった。旅はまだ、始まったばかりである。その頃_____。




その三人が向かう先、上田城の近くでは……妲己とデカレンジャーの五人、関羽にDASH、幻想郷の面々が激しい戦いを繰り広げていた。

「このっ!」

ディーマグナムやホーミングアミュレットなど、飛び交う弾という弾をすべて、身に纏うひらひらとした布で弾き飛ばしながら、踊るように逃げる妲己。

「今あなた達みたいなのにかまってる暇はないのよ、もうすぐ、今度こそあの人の夢を叶えられる!」

「そうはさせるか!」

そこへばっと振り放たれる関羽の長刀。しかし、これも妲己をかすめるにとどまる。気が付くと周りの兵士が撤退し始めていた。

「逃げるのか!」

いきり立つ関羽が叫ぶ。

「えぇ、悪いかしら?あいにくあなた達にやられる暇はないのよ、じゃあねん♪」

「待て!」

しかし刹那の速さと言うべきか、そのまま妲己は消えうせて逃げてしまった。兵士たちも何時の間にか煙のように消えうせていた……。

「すまぬ、妲己を逃がしてしまった」

……振り向いて、デカレンジャーの五人に謝る関羽。

「いいからいいから!あいつが何処にいったかくらいはすぐわかりますから、気にしないでください!」

それにフォローを入れたのはデカグリーンであった。

「あなた達、何者?」

「俺たちは宇宙警察、特務部隊。SPD(スペシャル・ポリス・デカレンジャー)だ」

そう答えたのはデカブルー。どうにもクールな男のようである。正直、霊夢は戸惑いを隠せなかった。

……見渡してみれば、集まったのは珍妙な組み合わせである。ともかく劉備はこの者達を味方につけて妲己、ひいては遠呂智を討たねばならなかった。

さて、そろそろ白玉楼の面々のほうに視点を移さねばならないが、それはまた別の話である。

【2008/12/19 23:40】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
今更ながら登場作品紹介でつ
RPG以外がかなり混ざった件について。まぁそれだけでは飽き足らなかったということで。

これまでに参戦した作品ならびにこれから参戦する予定の作品を今現在(10月19日)のリストで。

・無双OROCHI魔王再臨
・戦国BASARA2英雄外伝
・東方Project(封魔録~地霊殿)
・ウルトラシリーズ(現在登場したものは帰ってきたウルトラマンとウルトラマンマックス)
とりあえず昭和ウルトラはあらかた出す予定、メビウスは確実。
・仮面ライダーシリーズ(現在登場したものは仮面ライダーキバ)
こちらは昭和と平成からチョイス。今のところ出るのが確実なのは電王、カブト、BLACK RX。
・スーパー戦隊ヒーローシリーズ
特捜戦隊デカレンジャーと爆竜戦隊アバレンジャーのみの参戦予定。
・メタルヒーローシリーズ
ギャバン~シャイダーまでの宇宙刑事三部作は確実。ブルースワットなども出るかも?
・イリスのアトリエ グランファンタズム
・メルティブラッド アクトレスアゲイン
・ヴァンパイアシリーズ
・テイルズオブハーツ
・ドラえもん(レギュラーメンバー他、劇場版全般のどれかからゲストキャラをちらほら)
・サガフロンティア
・ハリー・ポッターシリーズ(原作終了後)


と、この作品たちを絡ませることを予定しております。次元を超えた物語、そのかたちのひとつをごゆっくりお楽しみください。



あ、何か「これを出せ」と言われれば、解る作品であれば出すかもしれません。
【2008/10/19 16:23】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
巨大戦終結、捜索戦開始
ここでもう一度、視点を霊夢達に戻そう。

「ジョゥワッ!!」

ウルトラマンマックスとCOVの戦いは、いよいよ熾烈を極めてきた。ウェイトはマックス側に傾いており、今のところは彼が優勢である。

「ギャアアアェェェェェェッ!」

「霊夢、私達もやるぜ」

「また吸収されると困るんじゃない?」

その様子を空から見ていた魔理沙が提案する。もう一発、ぶち込んでみるようだ。霊夢のほうはと言えば、先の状況からして渋っているようだが。

「ダァッ!!」

マックス必殺のパンチ、「アシュラマックス」がCOVの胴体に炸裂する!今しかないぜと、魔理沙は飛び出し……。

「スターダスト!」

それを見た霊夢がやれやれとばかりに飛び出して印を組む。そして二人を見たマックスはCOVの後ろに大きく回りこみ、左手を上空に掲げてエネルギーを集める!

「レヴァリエ!」「封魔陣!」

「ジョワッチ!」

スターダストレヴァリエと封魔陣、そしてマクシウムカノンが同時に炸裂しCOVが粉みじんに砕ける。

「おぉ……あれが超人の力か」

地上でその様子を見ていた劉備が関心する一方で、アリスはもうなんでもありねと肩をすくめた。

赤い巨人が空へ飛び去り、元のトウマ・カイトへ戻る。その一方で霊夢と魔理沙を迎えた紫は新たな異変に気づいた。

「囲まれているわね」

「む……兄貴、どうします?」

いつのまにか紫達は遠呂智のものと思しき軍に囲まれていた。張飛の問いに劉備はやむを得ず戦うと返事した。劉備は元々、争いが嫌いな君主である。

「逃げるわけにはいかない……」

「そう、なら私達も同じね」

アリスが人形を構える。降りてきた霊夢達も札とミニ八卦炉を構えて迎撃態勢に入る。そしてDASHの面々も、囲んでいる遠呂智軍の外から劉備達を確認して救援態勢になる。

「皆、あの軍隊を倒して囲まれている人達を助けるぞ!」

「了解!」

そして戦いの火蓋は切って落とされた。包囲態勢に入っている遠呂智軍の中心には劉備達、そして外からはチームDASHの面々がと大乱戦に入る。

……その様子を高みの見物とばかりに見下ろす人物がいた。妲己だ。

「大した事ないわねぇ。皆、やっちゃって!」

その妲己の声に反応して、遠呂智軍兵士部隊の士気があがり、劉備たちが押され始める。

「ぐっ……どうやら指揮官がどこかにいるようだな!」

「兄者、この関羽雲長が指揮官を探してまいります」

「頼んだぞ関羽。私と張飛達でなんとか持ちこたえてみせる!」

「はっ!」

そうして関羽が青龍円月刀を振り上げ、勢いよく飛び出して遠呂智軍を叩き切りながら指揮官を探していく。アリスと魔理沙は既に彼の武功を知っているので何も慌てはしなかったが、それを見た霊夢はいつになく慌てた。

「一人でいかせて大丈夫なの!?」

「らしくないぜ霊夢、大丈夫だ。彼は蜀軍一の武勇者なんだぜ」

「そうなの?」

「えぇ、彼の活躍なしで蜀は三國にはなりえなかったとされるくらいよ」

博識なのねと関心する霊夢に二人が今更かと突っ込みながら、遠呂智軍兵士にショットを撃ちこむ。

と、関羽が破竹の勢いで突き進み妲己の姿を確認した。

「貴様か、妲己!」

「あら、関羽のおじ様。残念だけどおじ様と遊んでいるひまはないわ」

「待て、妲己!」

関羽のすがたを見て退却遊ぼうとした妲己であったが、そこに赤い光弾が走る!

「っ!?」

足元に炸裂した光弾を見て、妲己が見上げる。いつの間に来たのか、カイト隊員とコバ隊員の二人が銃を構えている。

「大丈夫ですか!?」

「うむ。そなたらも大丈夫か?」

「こちらは大丈夫です、あとはDASHに任せてください」

「感謝する、しかし心配は無用、この女は関羽雲長が討ち取ろう!」

「カイト、今なんて言ったんだあのおっさんは?かんうと言わなかったか?」

「あぁ、彼はどうやら本物の関羽らしい」

「そう簡単には討ち取らせないわよ」

ひらり、と妲己が宙に舞いコバ隊員の銃撃をかいくぐり、関羽の一撃もかわす。

「ただの女じゃないな、宇宙人か?」

「宇宙人?違うわ、私は妖魔よ」

おにさんこちらと嘲り笑い銃弾を弄ぶように避けていく妲己。三人に疲弊の色が見えたその時、別の方向から光弾が飛んできて妲己を襲う!

「っ!」

当たる寸前に気づいた妲己が布で光弾を弾き飛ばす。振り向いたその先にいたのは果たして、赤青緑黄桃の五人組だった!

「見つけたぞ妲己!」

「デカレンジャーの皆さん!?しっつこいわねぇもう」

「アリエナイザー認定したからな」

「デカレンジャー?宇宙警察か」

「それじゃあいっちょ、やりますか!」

そして五人が名乗りをあげる。

「一つ、非道な悪事を憎み!」「二つ、不思議な事件を追って!」「三つ、未来の科学で捜査!」「四つ、良からぬ宇宙の悪を!」「五つ、一気にスピード退治!」
「デカレッド!」「デカブルー!」「デカグリーン!」「デカイエロー!」「デカピンク!」

そして彼らのフェイスヘルメットにあるサイレンが光り、唸りをあげる!

「エマージェンシー!特捜戦隊!」

「「「「「デカレンジャー!!」」」」」

ポーズを決めたあと、デカレッドが叫ぶ。

「千年狐狸精妲己!大量破壊活動、詐欺行為、その他諸々の罪状によりジャッジメント!」

「どうせ有罪でしょ、私はつかまらないもんねーだ!」

突如現れた宇宙警察と、妲己たち遠呂智軍。この先劉備達や霊夢達はいったいどうなるのか?それはまた、別の話である。
【2008/10/18 13:02】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
紅い魔、闇に蠢き
さて、霊夢達がCOVと戦っていたそのころ紅魔館では。

「咲夜」

永遠に幼き紅い月、レミリア・スカーレットは自身の頼れる従者を呼んだ。

「はっ」

「フランの姿を見かけないけど……どうしたのかしら?」

「……幻想郷の他の世界との境界が崩れたのがきっかけで、ふらりと何処かへ出かけてしまいました」

「全く、仕方のない子ね……」

ふふ、と笑んでからその従者、十六夜咲夜に一言。

「探すわよ」

「解りました」

レミリアに忠実な彼女は、二言も漏らさず一瞬にしてそこから消えた。彼女の「時を操る程度の能力」を活かした瞬間移動だ。

「幻想郷の境が壊れている……古き良き同胞を呼び集めるかな。再会にはちょうどいい」

咲夜がいなくなったあと、レミリアはぽつりと呟いた。




「とは言ったものの、妹様が何処へ出かけるかなんて、検討もつきやしない」

「え、フランがいなくなったの?」

外に出かけた咲夜はまず、湖に住む氷の妖精チルノに話を聞くことにした。否、なった。

「あなた、何か知ってるの?」

「まぁ知っていると言えば知っているわ。……ここから北西の方角にふらりと飛び去っていったけど?」

「(バカだとは思ってたけど見直したわ。でもなんでフランの事知ってるのかしら?まぁいいわ)そう、ありがとうチルノ」

「いやいや」




「ほへ?フランドールさんがいなくなった?」

そして咲夜は、紆余曲折を略し、冥界は白玉楼に住む西行寺幽々子と、庭師の魂魄妖夢を訪ねるのであった。

「そうなのよ、何処いったのかしら」

「さぁ……私達も探しましょうか?」

妖夢の提案に幽々子は、食べかけていた団子を皿において頷いた。

「そうね、人探しだもの断れないわ。それに」

「それに?」

何かあるのかと問う咲夜に、幽々子は客間にいる「人物」を指した。

……西洋風の……女性の……?咲夜は一瞬判断に迷った。

「あら、ゆゆちゃん。お客様?」

「そうよパメラ、この人は十六夜咲夜。紅魔館のメイド長よ~?」

「パメラ……さん?あの、あなたはいったい?」

「パメラ・イービスさんと申しまして、古城世界グリモアから訪ねていらっしゃった幽霊さんです」

「亡霊じゃなくて?」

にべもなく答える妖夢に咲夜はつっこみを入れた。無理もない、幻想郷において幽霊とは、冷たくて言葉を話せない人魂のことであり、亡霊が今目の前にいる幽々子や、「幽霊」と言うパメラを指す言葉である。

「咲夜さん、人の話を聞いてましたか?彼女は異世界の幽霊さんなんです」

「あ、そっか」

「そうなのよ~」

「……で、幽々子さん」

「うん」

今度こそ咲夜の疑問に答える亡霊お嬢。……どうも、彼女も異世界に出かけたがっていたようだ。なるほどと咲夜は頷いた。

「私もパメラも、同じようなのに出会うのは初めてだからね」

ふむ、と咲夜は頷いた。自分はメイド長であるが故にたくさんのメイドに囲まれているが、自分と同じ「人間」のメイドは見たことがない。同胞に会いに行くと言う意味でも異世界探求は非常に有意義なものになるだろう。もっとも、先に出かけたと思しき霊夢達にはそんな目的はないと思われるが。

「という訳で、お手伝いいたします」

「ありがとう二人とも。パメラさんは?」

「私も行くわ。……あ、少し待っててね」

と言って立ち上がり客間の更に奥にある部屋へ入るパメラ。……幽霊と亡霊の違いか、パメラは襖を開けずに部屋にはいった。

……それから2分くらい経ったころ、がらりと印象を変えた彼女が咲夜達の前に再び現れた。なんだか、心なしか幼くなったような?

「これで戦えるわ」

妖夢と幽々子は解っているのだろうが、咲夜には何をどうしたらそれで戦えるのか解らないし、どうして幼くなっているのかも解らなかった。……まぁ、それはそうなのだろうと、彼女は心の中で納得せざるを得なかった。

「それでは行きましょうか咲夜さん」

「えぇ」




デミトリ・マキシモフは一人、館の前で立っていた。目の前の門番はそのオーラを読み取ったのか既に門を開けて通す準備が出来ていた。と言うのに、彼は何かを待っているのかそこから歩こうとしなかった。

「通らないのですか?」

「通る、だが……まだ少し待ってほしい」

紅美鈴(ほん めいりん)は戸惑いを隠せなかった。この男……何者?

と、そこに一人の女性がやってきた。金髪赤目で紫のロングスカート、その距離からではよくは見えないが鋭い爪を持っている。

「遅いぞ、アルクェイド」

「ごっめーんデミトリ」

……この人を待っていたのかと美鈴が思ったその時、赤い月をバックに何かが飛んでくる。ぱっと見たところそれは「蝙蝠」のようであった。

それがただの蝙蝠でないことなど、美鈴には一瞬でわかってしまったが。

「渡、早く早く!」

「解ってるよキバット。……君の友人に会いに行くんでしょ」

「友人?」

「うむ」

美鈴の問いにデミトリが答える。

「我々は、レミリア・スカーレットに呼ばれてやってきた」

「お嬢様に!?」

……この話には続きがあるのだが、それはまた別の話である。
【2008/10/17 20:07】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
東の空に太陽は登るか?
西の空に太陽が沈む。夕闇とともに、DASHと霊夢・魔理沙コンビがコッヴと戦闘を開始した!

「くそっ、不気味な奴だぜ」

「あんたが目覚めさせたんでしょうが」

「それは霊夢も同罪」

空を飛ぶ二人の少女はそれぞれ、パスウェイジョンニードルとマジックミサイルを撃ちこみ始める。

だが、怪獣コッヴの「装甲」は予想以上に硬く、針とミサイルを簡単に弾いていく。一応、ダメージは受けているようだが。

その後ろからダッシュバード1号に乗ったカイトが援護する。DASHの誇る対怪獣用ミサイルポッドとレーザーがコッヴの「装甲」に傷をつけていく……はずだったが、やはり弾かれる。

「こいつ……」

まだ気絶しているミズキ隊員を心配しつつ、カイトがふと地上を見る。そこには当然紫達がいる。

「!! あんなところに民間人が!」

そんな格好をしている民間人もいない……のだけども。危険地帯に関係の無い人(実は関係大有り)がいれば助けにいくのがトウマ・カイトと言う男だった。

「見ろよ霊夢。紅い戦闘機が降りていくぜ」

「あー?なんで……え、紫達がいるじゃないの!なんでよ!」

「ついてくるのが人情ってもんだぜ」

「人情だかなんだか知らないけど、来たなら援護しなさいよ!劉備さん達は空飛べないからしょうがないとして!全く!」




「兄者、こっちに降りてきますぜ!」

張飛がこちらに飛んでくるダッシュバードを見て報告する。

「恐らく私達を一般人だと思ったんでしょうね」

「なるほど……張飛。私はあの赤い飛行物体に乗っている者と掛け合ってみる」

間もなく、ダッシュバード1号が着陸。と同時にコッヴがレイマリコンビに押され始める。

「大丈夫ですか!!」

かけてくるカイトに劉備は大丈夫と答えてから言った。

「そなたはいったい?」

「UGFのトウマ・カイトです!あなたは?」

「私は蜀の将軍劉備だ。こちらは関羽と張飛、私の義兄弟だ。そしてこちらが……」

「八雲紫よ」

「……アリス・マーガトロイド」

と同時に爆発が起きる。コッヴが破壊光線を出したのだ。地を裂く悪魔の光線はレイマリコンビの間を通り抜け、その通り道を炸裂させていく。

「……劉備だって?そんな馬鹿な、だって……うわっ!」

「……ここも安全地帯じゃなくなったようね」

取り乱すことなく紫が呟く。その姿にカイトは人ならざる紫の本性を垣間見た。

「君達はもしかして異世界の」

「(さすがに勘が良いようね、ウルトラマンマックス)」

「(やっぱり……八雲紫、お前はいったい?)」

「(幻想郷の境界とでも言っておこうかしら……。劉備さん達は上手く逃がすから)」

「(信じても良いようだな……だいぶ胡散臭いけど)」

テレパスで話し出す二人だったが、実質そんなに話している暇はない。こうしている間にも二人だけで戦っているレイマリコンビの体力はどんどん消耗しているのだ。

「何話してるの?」

「さぁな……とりあえずおれ達はここから離れるぜ!」

テレパスの内容が気になるアリスを張飛が引っ張るとともに紫達が退避し始める。もちろん、スキマは最初から使わず、カイトが見えなくなるまで走って。

「……幻想郷の、境界」

一つ、言葉を呟いてからカイトは走り出した。根源的破滅将来体の使者コッヴに向かって。そして次の瞬間!




「おわっ、霊夢。お前ボム使ったか?」

「いーや、使ってないわよ」

「じゃあこの光はなんなんだ?」

再びコンビの間を割って光が走る。その光はコッヴに当たって奴を弾き飛ばしたかと思うと、空中高く舞い上がり、地上に人のかたちを以って現れた。

「……あぁ?巨人?」

「ウルトラマンって奴か」

赤い光の巨人。トウマ・カイトは一瞬にしてウルトラマンマックスへと変身したのだ!

「ジョゥワッ!」

勇ましいファイティングポーズをとってコッヴと対峙するマックス。その間に紫達は、別の安全地帯へ移動することに成功していた。

「ウルトラマンマックス……」

「え?」

「あの巨人の名前よ」

……もはやどうして紫が知っているのか聞く事は愚問にすぎないと確信したアリスは、そこで黙った。




その頃、上田城近く。

「郷殿はどうしてこちらへ?」

真田幸村の傍には、ダンディな風貌の若々しい老人が一人歩いていた。

「怪獣が人々の生活を脅かしている所に行って食い止めるのが私達の役割だからね」

「怪獣?あれはからくりの類ではないでござるか」

老人・郷秀樹はうなずいた。

ウルトラマンジャックこと郷秀樹はあのあと、真田幸村と合流した。その理由は何より、彼が二大怪獣を相手に勇敢に戦ったからだ。その勇気と闘志に、ジャックはかつての自分を見たのだ。ジャック自身、今でもその勇気と闘志は衰えてはいない。

「いったい、この世界はどうなっているでござるか……」

「我々ウルトラ兄弟も、それを調査しているところだ」

「そうでござったか……」

二人は、戦国時代の日本と思しき道を歩いていた。幸村の記憶が正しければその先に春日山がある。お館様こと、武田信玄のライバルで良き友である上杉謙信率いる上杉軍と合流し、協力体制をとらねばならないと判断したからだ。お館様も佐助も頼れる武田軍の兵士達もいない幸村にとって、普段は危ない独断であった。しかし、今はやるしかない。

と、二人の前に何者かが飛び出してきた。

「幸村!」

「な、何者でござるか!?」

声の主に対してとっさに身構える幸村。郷は幸村ほどわかりやすいものではないが身構えている。

「忘れたのか幸村、共に義を誓い合った仲ではないか!」

果たして声の主は上杉謙信の部下・直江兼続であった!!

「な、何を言っておる!」

「(……二人は知り合いではないのか?)」

郷の疑問を他所に、幸村と兼続が対峙する。この話の続きはまた、別の話である。

_____そして夜明けは来るか?
【2008/08/01 11:59】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
西の空に太陽が沈む
怪獣。それは幻想郷の住民にも、劉備ら三國の覇者達にとっても、聞きなれぬ言葉だった。例外として外の世界のマジックアイテムを集めていた霧雨魔理沙は、怪獣という存在を知っていたようだが。

「兄者!あの戦闘機……」

「紅い戦闘機と青い戦闘機……まるで呉と魏だな」

もちろんそんな事はない。ダッシュバード一号、二号は確かに赤と青だが、無論呉と魏は関係ない。

気がつくと霊夢と魔理沙がいない。劉備が空を見上げると、二人が戦闘機のすぐ後ろに張り付くように空を飛んでいるところだった。

「なんと……霊夢殿も空を飛べるのか」

関羽が感心するように言う。三人は既に魔理沙とアリスが空を飛べる事を知っていた。もっとも、アリスは魔理沙と組んでいる時は自分で空を飛ばず、魔理沙の箒に乗っているのだが。

「幻想郷の人間は飛べなきゃやってられないわ。……追いかけます?」

少々、というかかなり怪しい笑みを浮かべて問い掛けてくる紫に、劉備らはもちろんと答えた。

「じゃあいきましょ。あの二人は速いから飛ぶよりスキマで動いたほうが早いわ」

刹那、劉備らの目の前に人間の下唇のようなかたちをした「スキマ」が開く。

「なんと面妖な……」

「妖怪だからね。さっさといくよ」




さて。

ダッシュバード一号にはトウマ・カイトとコイシカワ・ミズキ隊員。二号機にはショーン・ホワイト隊員とコバ・ケンジロウ隊員が乗り込んでいた。ベースタイタンからはヒジカタ・シゲル隊長とアンドロイド隊員のエリー、ペットロボットのココが四人に指示を送っている。

カイト達の目の前には見た事も無い怪獣が鎮座していた。

「カイト隊員、あれ……」

「うん、解ってる」

ミズキ隊員の指差す「それ」は、青い鉱石状の物体。……しかし、怪獣と一目で解る。その物体が熱源反応示しているから、また心臓のように鼓動しているからである。

「何か出てくるんじゃないかな」

「各機、対応を慎重に!」

「「「「了解」」」」

……と、カイトは気付いた。一号機の後ろに、何かが張り付くようについてきていることを。

「どうしたのカイト?」

「ミズキ、あれ……」

今度はカイトが指を差すので、ミズキがその方向に顔を向ける。

空を飛ぶ少女が二人。面妖な光景である。

「何かの冗談でしょ……」

「いや、冗談じゃなさそうだぞミズキ隊員」

『お、熱い二人が乗ってるねぇ』

『冷やかしてあげないの魔理沙』

会話は聞こえないが、少女二人がそんな事を言っているように聞こえてカイトとミズキは何故か顔を赤らめてしまった。実際言っているのだから仕方ない気もするが。

『お、本当に熱い』

『真っ赤になってるじゃない、これ以上冷やかすと業務妨害よ』

『へいへい』

ようやく少女達が離れてくれたのでホッとしたのもつかの間今度は、その少女達があっという間に、一号機の前に現れたのだから二人は驚きっぱなしである。

「な、なんだ彼女達は……」

「新手の宇宙人……?」

丁度その頃、スキマを使って劉備らも現れた。丁度青い鉱石状の物体から400m離れた場所に。

「む……これが「カイジュウ」と言う者か?」

「いや、まだ目覚めてないみたいね。だからこれは卵か蛹のようなもの。もしくはカプセル」

劉備の疑問に答える紫。あなたも怪獣が解るのと問い掛けるアリスに紫はもちろんとばかりに頷いた。

「あーでも……もうじき目覚めるわ」

「だからどうして解るの?」

「あの二人を見なさい。何をしようとしているかしら?」

それを聞いて、空を飛んでいる霊夢達を見たアリスらは愕然とした表情になる。

事もあろうか二人はスペルカードを行使して、DASHより先に怪獣を倒そうとしていたのだ!

「マスター……」

「夢想……」

「スパーク!」「封印!」

あちゃーとばかりにアリスが顔を押さえる。あの鉱石状の物体に最初から高密度エネルギーを与えてしまえばどうなるか、検討も容易な範囲だったというのにこの二人は。

「きゃっ……」

「ミズキ!」

スペルカードの閃光でミズキ隊員が気絶してしまう。ショーンとコバも気絶してしまったようだ、スペルカードの一撃を浴びない距離と位置にあった二号機が落ちていく。

そして肝心の鉱物状の物体はなんと、マスタースパークと夢想封印のエネルギーを吸収してしまった!

二大スペルカードの一撃を浴びて、粉微塵に砕けると思い込んでいた彼女らは、ありゃりゃとばかりに頭を掻いた。

「何してるんだ君達!」

「お?お熱いカップルの彼氏のほうが叫んでるぞ」

「なっ……冗談言ってる場合じゃない、逃げろ!」

「何?なんなのよ」

カイトの叫びも虚しく、振り向いている霊夢達の後ろで「奴」が目覚めた。宇宙戦闘獣C.O.V(コッヴ)……!!それは、根源破滅将来体と呼ばれる未知の生命体だった!

「くっ……」

「あの二人、やってくれたわねぇ……さて、どう転ぶか」

地上で見ていた紫達が見守る中、責任をとるかたちでDASHに協力してコッヴを倒すはめになってしまった霊夢と魔理沙。……続きはまた別の話である。
【2008/07/05 18:10】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
禍つ者、世界に降り立って
遠呂智。先の事件において呂布が口にした魔王の名前。三国志の世界と戦国時代の日本を融合させて異世界を作り、英傑達と死闘を繰り広げた魔王。

その魔王が融合させた世界は、どうやら二つだけではなかったようである。

先の事件において上田城にグドン、ツインテール、ウルトラマンジャックが現れたのも遠呂智の仕業だとすれば……遠呂智は、次元や時代などに関係なく「自分を終わらせてくれる存在」を欲していたのだろう。

だが、遠呂智の部下達は、遠呂智の意思など露知らずか、一度英傑達に倒された遠呂智を復活させて世界の支配を企んでいた。後の魔王再臨事件である。

その魔王再臨事件からさらに一ヶ月……呂布は幻想郷の狂気、フランドール・スカーレットと出会った。……遠呂智の力が遠く、幻想郷まで及んでいたようだ。

そして真田幸村がウルトラマンジャックと遭遇した事件……怪獣の現れる世界をも融合させていたようだ。この真田幸村は遠呂智の知っている真田幸村ではない。似ているようだが何処か違う真田幸村なのである。

……さて、今回の事件は、幻想郷の境界を司る八雲紫から始まる。




その日も紫は、いつものごとく博麗神社に遊びにきていた。

「また来たの?」

と言ったのはその神社の巫女で実質、神社の主である人間の少女……。

「また来ちゃった」

今のやりとりは彼女達にとって日常茶飯事、挨拶代わりなのだろう。

「で、今日は何なのよ」

巫女、博麗霊夢がお茶をすすりながら言った。

「この幻想郷が外の世界と融合してしまった……紅魔郷異変とかそんなの比べ物にならないくらいの異変よ」

「要するに出動命令?」

「出動命令というか、私と一緒に調査ってことよ」

既に霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイドのペアなどは動いたわと紫は言った。

「それと……フランちゃんが行方不明みたい」

「フランが?あの子、日光平気なのかしら……」

ツッコミどころはそこではないだろうと思うのだが、この二人だから仕方ない。

「というか紫、境界くらいあんたの力で直せるでしょ」

呆れた様子で霊夢が言った。それもそうだ。彼女は一人一種族の「スキマ妖怪」なのだ。本気を出せば、幻想郷を潰すことも造作もないことである。

「それがね、私の力で境界を直そうとしてもダメだったのよ」

そうでなければあんたのところに来てこんな話はしないと紫は答えた。

「それもそうか。そうなりゃこうしてのんびりしてる場合じゃないわね」

「でしょ?」




二人は幻想郷の外に繋がる部分に来た。……見慣れない建物が見えている。

「あんな建物あったっけ?基地みたいというかなんというか……というかあれって海って奴かしら?」

ベースタイタン。UDFが設立した地球防衛組織チームDASHの極東基地。霊夢の指摘通り、その建物は首都圏の湾内に建てられている。

「そうね、幻想郷には海がないもの。あった気もするけど」

「どっちなのよ」

「どっちでもいいじゃない。とにかく、あれが幻想郷と外の世界が繋がった証拠よ……」

まぁ確かにと霊夢は納得した。と……霊夢達の前に見慣れた顔が二つ、見慣れぬ顔が三つ。

「よぉ、霊夢じゃないか」

「魔理沙、アリス。あんた達何してるのよ」

「何してるのよとは挨拶ね紅白……この人達を護衛していたのよ」

アリスの後ろには、緑を基本色として服の武将が三人いた。

劉備、関羽、張飛。桃源郷の三兄弟と謳われた蜀の名将達だ……。

「私は劉備と言う、以後よろしく頼む。……見慣れぬ異世界を捜索している時に、この二人と出会ったのだ」

「へぇ……私は霊夢、博麗霊夢よ劉備さん」

「霊夢、いい名前じゃねぇか。俺は張飛!」

「私は関羽だ」

「張飛さんに関羽さんね……けーねが聞いたら泣いて喜ぶわね。私は八雲紫。よろしくお願いね」

「兄者、やはり噂は……」

張飛が口を切り出す。

「うむ、本当だったようだな」

「その噂ってもしかして、異世界融合のこと?」

「あぁ、実は我々は遠呂智によって融合させられた「三国志世界」の者なのだが……」

「どうも戦国時代の日本という国とやらと融合しただけではなかったようだ」

「他の世界の境界も壊してたんだ……遠呂智というのは?」

「うむ……永遠の生という罰を与えられた魔王……二度も刃を交えておきながら我々はそれしか知らないのだ。申し訳ない」

「ううん、いいのよ。それだけ解れば私達だって動ける」

紫の言葉に眼を見開く劉備たち。……すぐさま霊夢が間に入る。

「ま、まぁ……すぐとは言わないけどね」

と……奥に見えていたベースタイタン基地から「ダッシュバード」が飛び出していった。

「む……何かあったのだろうか」

「何かあったに違いないぜ。いくか、アリス?」

「気が乗らないわ……あぁいうところにいくと大抵は」

怪獣騒ぎか?と魔理沙が続けた。

「伊達に外の世界のアイテム集めてるわけじゃないわね」

「まぁな」

「怪獣……不吉な響きだ」

……ダッシュバードを見つめる劉備達。だが霊夢達は既に、追いかける準備が出来ていた。

この話には続きがあるのだが、それはまた別の話である。
【2008/06/15 11:59】 | SCO~Super Cross Over | トラックバック(0) | コメント(0)
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