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LEVEL4「虹彩」
前回のあらすじ。

「天道ソウレン!またお前か!」

「またおっさんか……」

「何だソウレン……知り合いなのか?」

「まぁな……残念だが、この話はまた今度だ」

そうフレアに告げてから、鬼島に歩み寄るソウレン。

「……そんなに俺がこのベルトをいつ、何処で、どのような経緯を以って手に入れたのか知りたいのか」

「そんなに知られたくないのか」

「いや……?だが、今のお前たちに話せるようなものではない」

つまり、こちらが教えたい時に教える。という事である。

「ふざけるな!」

「俺はいたって真面目だ」

少なくとも、人が帰る時に銃を撃つような奴と比べて、な。と付け加えるソウレン。その言葉に鬼島も引き下がらざるを得なかった。

「くっ……解った。では、その時まで待とう……」

それから処理班に現場の処理を命令する鬼島。それを見たソウレンは、どこからか豆腐の入ったボウルを取り出し、フレアを連れて家路へとついた。




「なぁ、ソウレン。いったいどうしてライダーに?」

帰り道。泣くのをこらえながらフレアが聞いてきた。

「昔俺を助けてくれた人が言ったんだよ……」

『いい?あなたはこれから皆を照らす太陽のような存在になりなさい。皆が憧れるような……天の道を行き総てを司る、真っ直ぐで優しい男になりなさい』

「太陽のように……?」

「あぁ」

その人の名前はイリスだと告げてからソウレンは話を続けた。

「あのおっさんたちには内緒だが……俺はディアルガゼクターをイリスさんからもらったんだ」

「え……?」

「まぁ、すぐに俺のものになったわけじゃないがな……」

とにかく、その人のお陰で今の俺がいるとソウレンは言った。

「でも、迷ったりはしなかったのか?」

「したな……どうしたらいいのか解らなかった時期もあった」

路頭に迷って泣き叫んだ時もあったと語るソウレン。とても今の様子からは想像できない話だが……。

「さて、家についたな……」

「あ……」

「泣きたい時は、泣けばいい」

家に入る時に、フレアに告げるソウレン。そのまま彼はただいまと言いながら、台所へ向かっていった。

「泣きたい時は……ッ……素直に……」

その言葉を噛み締め立ちすくんだものの、フレアはすぐにソウレンを追いかけるように台所へ向かった。




それから数日たったある日。

「テレビから緑色の物体が飛び出し超獣にねぇ……」

新聞を見ていたおやっさんが呟く。ここのところ超獣の被害がワーム以上に酷いようである。

「ニュースなどでは、この超獣のニュースを取り扱う際は全面的に映像を禁止、写真のみでの報道に抑える……ふんふん。また、BEATは超獣を録画した映像媒体の回収に動いた……」

「大丈夫だよ、ワームも超獣もお兄ちゃんが皆やっつけてくれるから!」

どんと来いとばかりに剣がしゅっしゅっとジャブの仕草で、ソウレンの強さを表現する。

「ははは……そうだな」

と、朝の黄泉乃家に訪問者が訪れたようだ。

「俺が出ます、おやっさん」

今まで皿洗いをしていたソウレンが台所から玄関に向かう。既に食器などは綺麗に洗われ片付けられていた。

「どなた様で……」

「こちらBEAT、超獣を録画した映像媒体のかいしゅ……」

そこにいたのは、割と見知った顔だった。




「まさかあなたがここにいたとは」

茶の間にあがってお茶を飲んでいるこの男、村野ドレイク。どうも、天道ソウレンとは以前からの知り合いだったようだ。

「家は教えていなかったな」

「えぇ、所詮あなたとは「同業者」の関係ですから」

同業者。どうやらこの男もライダーのようである。

「ソウレン、この人は?」

「俺と同じライダーだ」

「でもBEATって……」

「兼業だ」

そのほかにもドールマスターや美容師の仕事も兼ねているとソウレンが紹介する。

「どうもお嬢さん、村野ドレイクです」

「村野か……フレアだ、よろしく頼む」

「いい妹さんをお持ちですね、ソウレンさん」

「あまり誉めてやるな……」




それから数十分後。超獣を録画した映像媒体が存在しないことを一通り確かめた村野が、黄泉乃家から出て行った。

「飄々とした男だな……」

「まさに風のような男だよ」

「ねー、兄ちゃんとあの人、どっちが強いの?」

「さぁな?」




「あのソウレンさんがパキラタウンに住んでいた……思わぬ収穫でした」

商店街を練り歩く村野。どうも今回の「BEATとしての」任務は先ほどの訪問で終了したらしい。

ここからは「ライダーとしての」任務を実行する村野。

……村野の頭上をメガヤンマのようなかたちをしたメカが飛んでいる。ドレイクゼクターストラングル……正式名称「アノートゼクター」だ。彼の頭上にはいつもこのアノートゼクターがいる。いつでもワームの存在をキャッチするためである。

と、アノートゼクターがワームの存在をキャッチしたようだ。

「いましたか……」

Bパートに続く。
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【2008/04/30 13:33】 | 仮面ライダーディア | トラックバック(0) | コメント(0)
LEVEL3「幼き日の思い出」
実質、第一話




マスクドライダーシステム。それは人類が生み出したワームと呼ばれる人類の天敵に立ち向かうための、至高の英知。しかし、その技術は、現代の人類やポケモンが生み出せるようなものではないのだ。

この技術が生み出されたのは今から30年前と言われている。

ゼクト粒子……俗に「時粒子」と呼ばれる特殊なエネルギーを用いた瞬間変身式特殊パワードスーツシステム。それがマスクドライダーシステムである。

実はこのマスクドライダーシステムの基礎になった者達がいるらしいのだが……今の世には等しく伝わっていないらしく、その存在、活躍、その後を知る者は一握りしかいない。




鬼島が今対峙しているこの男もまた、マスクドライダーシステムの使い手だった。

天道ソウレン。人類の天敵「ワーム」をことごとくなぎ倒したこの男が何故、マスクドライダーシステムを持っているのか?

「お前……それを何処で手に入れた」

「さぁな……少なくとも、今のお前達には教えられないな」

そう言って、立ち去ろうとする彼に、鬼島は思わず銃を発射してしまった。しかし、彼は振り向きざまにその弾丸をキャッチした。

「軽いな……よく一部隊を指揮する人間になれたものだな」

「っ……」




その夜、鬼島は一人、HEARTの資料室にいた。

「かつてネオブレイカー戦役と呼ばれた戦いがあったが……その時に、元素のベルトが持ち出されているらしいな……」

元素のベルトとは、天道ソウレンが所持しているディアルガゼクターのことである。全ての基本となった異世界の技術の結晶、カブトゼクターの改良型と言われているこのゼクターは「時の神」と呼ばれるポケモン、ディアルガ族の始祖をモチーフとしているらしい。

当時ゼクターシステムを作っていた研究所は、太平洋に程近い場所にあったらしい。シェリ・ミースという国と共同研究だったと言うが……鬼島が思案をめぐらせていると、こんな文献が飛び込んできた。

「ん?ゼクター開発研究者一覧か……」

つらつらと眺めていくうちに、興味深い名前を見つけた。

イリス・グレイシャ。

「この名前……どこかで」

しかしこの時、鬼島はイリス・グレイシャが何者であったか思い出せなかった。そしてそのまま、彼は家路につき、就寝するのであった。




翌日。黄泉乃家には今日もいい匂いが立ち込めていた。

天道ソウレンは、この家で料理を中心とした家事手伝いをしながら暮らしている。

とは言え、今では家族同然の扱いであり、戸籍上も彼の名前は黄泉乃ソウレンである。もっとも、彼は天道という名字が気に入っているため、天道ソウレンと名乗っているのだが。

「今日の汁物はあさりのお吸い物だ。主菜は鮭の塩焼き、副菜はほうれん草のおひたしだ」

「お、今日もまた美味しそうな朝ご飯だな……」

ソウレンが出したおかずをさっそく評価したのは妹分の黄泉乃フレアだ。口数は少ないが優しい性格の少女である。

「当たり前だ、俺の飯だからな」

こうして自信満々に言えるのも、彼の性格と実績ゆえである。

「私もこのように作れればいいのだが……」

「大丈夫、フレアならきっとやれるようになるさ」

「そうか?そう言ってくれると嬉しいな」

ソウレンの言葉に彼女が照れていると、一家の長である、黄泉乃信長が2人に声をかけてきた。

「二人とも、立ってないで早く食べよう」

「あ、はい。解りましたおやっさん」

黄泉乃家の朝はいつもこんな感じである。この様子からは、とても天道ソウレンがライダーになる男には見えないのだが……。彼が黄泉乃家に住むようになるまでには、実に色々なことがあったらしい。

それはさておき。テレビでは、カントーに超獣が出現したが、光の巨人が瞬く間に倒したというニュースが流れていた。

「最近物騒だねぇ」

「そうですね……」

超獣。これもまた、人類やポケモンの天敵の1つである。HEARTでは、異次元から来た奴等とワーム達には何かの関係があると見られ調査されているが、今のところは何もつかめていないらしい。




朝ご飯を食べ終わったあと、黄泉乃家の子供たちが一斉に学校に通い出す。ソウレンはそれを見送った後、自室に戻りあるものを取り出した。

家族写真だ。しかし、そこに信長のおやっさんやフレア達の姿はない。

そこに写っているのは、ソウレンの実の両親である。この写真を撮った日が、彼の最後の「家族」の思い出。

「父さん、母さん……今日も頑張ります」

いまや日課となっているこの「儀式」も、もういつから行っているのか解らない。しかし、彼はあの日のことを鮮明に覚えていると言う。彼が、ライダーになるきっかけとなった出来事を。

「イリス……さん」

彼が呟いたその名前はまさしく、鬼島が見つけた研究者の名前であった。

Bパートに続く

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【2008/03/12 21:58】 | 仮面ライダーディア | トラックバック(0) | コメント(0)
LEVEL2「初二段変身。クロックアップ。」


ってか始める時はこれいれよう(ぇ
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【2007/10/06 15:31】 | 仮面ライダーディア | トラックバック(0) | コメント(0)
LEVEL1「最強は俺だ」


乗っけから元ネタのOPを載せたい気分の葛城修です(

仮面ライダーディアいよいよスタートです

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【2007/08/30 17:55】 | 仮面ライダーディア | トラックバック(0) | コメント(0)
序章~少年と少女が出会った日
仮面ライダーディア序章

追記

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【2007/08/24 07:55】 | 仮面ライダーディア | トラックバック(0) | コメント(0)
越えられない壁を越えていけ!


そんなタイトルどおりに人生は行かないかもしれない。だけど大事なのは心意気、泣きたい時は泣く人の頑張るブログ。拍手機能とコメントの違いがイマイチわからない

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